早起きをして爽快な風にふかれる
前回の記事「鮎とサザエをじっくり炭で焼いた夜」の続きです。
粕川オートキャンプ場 6月4日(日)の日の出前です。
午前4時40分。今日も、朝早くおきることができました。キャンプに来ると、早起きできるから不思議です。まだ夏至の前なので、日の出の時刻が先週より少し早くなってきているのを感じます。
テントから這い出し、日の出が良く見えるところでじっと待ちます。今日は朝の冷たい風に吹かれ、実に気持ちいい寝覚めです。やがて太陽が昇ってきましたが、残念ながら赤い朝日を見ることはできませんでした。ちょうど太陽が昇る位置に、雲が集まっていたようです。
そんなこともありましたが、一日はこれからですよ。
テント内の気温は11℃です。さすがにちょっと寒いです。この季節は寒暖の差が激しいので、服装に注意が必要ですね。
お散歩日和な青い空
さて、朝の散歩に出かけます。今日は気持ちの良い青空は広がっていますね。
なんだ、この白い葉は
キャンプ場の南の山の麓に、ところどころ白い葉がついている木に気がつきました。全部ではなく、一部の葉っぱだけが白いのでなんだか不思議に感じました。
こんなとき、この木がどうなっているのか観察したくなります。もう少し見ていきます。
少し離れたところにも、同じような木がありました。やはり一部だけ葉っぱが白い様です。
白い葉っぱと、緑の葉っぱは同じ形をしているようですね。
近づいて観察しましたが、やはり真っ白ですね。でも、あちらこちらの白い葉を観察しているうちに、ちょっとおかしなことに気付きましたよ。
これは病気なのか
下の写真をご覧ください。この葉っぱっを見ると、なんだか緑色の葉っぱを、誰かが白く塗っている様な感じじゃないですか。
こちらの葉もそうですね。全体が白いわけではありません。
パパーマンは昔、キュウリを育てたことがあるのですが、その時に「うどんこ病」にやられてキュウリの葉が白くなってしまった経験があります。この木もそんなカビにやられているのかと、このあともずっと考えていました。
みなさん、この正体がわかりますか?
不思議な白い葉をつける木の正体はマタタビだった
家に帰って調べたのですが、この木は木天蓼(もくてんりょう)という木です。もっと有名な呼び名はマタタビです。そう、あの猫が酔うといういうマタタビです。
初夏になると、マタタビには今回見られたような白い葉がつくので、森の中で目立ってわかりやすくなるようですね。この葉はいずれすべてが緑色になる様です。
あとで調べないと、ずっとウドンコ病かと思っていたに違いありませんね。(笑)ひとつ賢くなりましたよ。
マタタビには、どんぐりの様な実がつくようなので、また機会を見て観察したいと思っています。それにしても、この木をどうしたらら、猫が酔うマタタビになるのでしょうかね。
さて、朝の散歩がおわり、またテントまで戻ってきました。
今回は、このへんで。
続きは次回「キャンプ場の向こう側には何があるのか」の記事をどうぞ。