夕方に再び福井新港で釣り
鮎鵜川園地でのソロキャンプ、2日目の夕方のお話です。
4/30(木) さて、夕方になって再び福井新港の北提にやってきました。今度は釣り針を新調したので、大物が掛かってもきっと大丈夫です。
そして、今回の目標はアジを釣って食べることです。
釣り場は、朝よりも混み合っていて、朝おじさんに聞いた尺アジが釣れたという釣り座には入れませんでした。仕方ないので、その近くで釣りを始めます。
常連の釣り師
隣で釣っている5人くらいのおじさん集団は、皆さん地元の常連さんらしく、僕が魚を釣り上げるとさっきの魚は何だったのかとか、アジはアタリがあってもあまり強く合わせたら口が切れるぞとか、僕が短いロッドで釣りをしているのが珍しかったのかその度に話しかけてきます。
どこの釣り場にでも良く居る、気のいいおじさんでした。
このおじさん達ですが、皆さんが5mくらいある長い磯竿で尺アジを狙って、遠投していました。初めは尺アジを釣るには、こんなに長い竿が必要なのかと短いシーバスロッドで投げている自分の釣りスタイルが少し場違いの様な感じもしましたが、しばらく観察していると今日は誰もアジを1匹も釣ってはいない様子だったので、大丈夫だと思うようになりました。
僕はといえば、コノシロ5匹、子供メバル1匹はすべてリリースし、豆アジが10匹釣れたのでもって帰ることにしました。
おじさん達はその後も電光ウキに切り替えて、釣れない釣りを、雑談しながら楽しそうに続けていました。
僕は、「お先に!」と声をかけて先にあがりました。
写真は、福井新港の北提で見た夕焼けです。
鮎川園地キャンプ場で釣った豆アジを焼く
日没まで釣っていたので、鮎川園地キャンプ場に戻る頃には真っ暗になっていました。鮎川園地キャンプ場は昨日と同じくファミリーが1組と、あとはソロキャンパーが6組くらいでした。
人数こそ変わりませんがソロキャンパーは連泊する人が少なく、ほとんどのテントが昨日と替わっていました。広いキャンプ場は本格的なゴールデンウィークの到来を前に、未だガランとしています。
そんな状況の中でも僕のテントから2mくらいしか離れていない至近距離にテントを張っている方が居て少し驚きましたが、そんなところに張りたいのも心理的にはわかる気がします。
写真は、豆アジの下ごしらえをしたところです。
お隣のソロキャンパーさん大丈夫?
実は魚を焼くためにもち焼き網を買ってもって来たのですが、コンロに焼き網を載せると、何も焼いてないのに煙がモウモウ出てきます。
その煙の臭いですが、口の中が苦くなる様ななんとも毒々しいにおい。良く説明を読むとフッ素樹脂塗装している様でした。
これは体に悪いと感じたので、仕方なくいつものスキレットで焼くことにしました。
アジの皮がスキレットにこびりつくのじゃないかと心配しましたが、全くこびりつかず綺麗に焼けるので少し感動しました。塩味で食べると、これがめちゃ美味しかったですよ。
その代わりですが、煙がすごい勢いで出てきます。そしてジュージューとアジを焼くと僕のテントのすぐ近くに張られたテントの中から、「げほ、げほ、・・・」という苦しそうな咳き声が続けて聞こえてくるではありませんか。
「ジュー、ジュー」 「げほ、げほ」 「ジュー、ジュー」 「げほ、げほ」 「ジュー、ジュー」 ・・・・
静かな夜のキャンプ場に響きます。
他の方は、もう寝ていた頃でしょうか。隣のキャンパーさん、魚の煙が原因で咳き込んでいたらその時は申し訳なかったです。
今日は、朝早くから活動していたので疲れました。でも明日も、もっと早起きして釣ってくるぞ。
それでは、おやすなさい。
続きは次回「北陸へ 軽自動車でソロキャンプの旅 その5」の記事をどうぞ。