テント内のプライバシー保護のためにひさしを少しだけ開ける時の工夫
ゴールデンウィークのキャンプのお話の途中ですが、このへんでキャンプ道具のお話を。今回はテントのひさしを少しだけ開けるときの工夫です。
テントのひさしを開けてテント内に風を入れたいけど、ひさしを全開にすると雨が降りこんできてしまったり、テントの中が丸見えになったりするのでテントのひさしを少しだけ開けたい時があるかと思います。こんな時にテントに付属のガイロープを短くして使ってもいいのですが、簡単にひさしを少しだけ開けてやる方法があります。
下の写真はパパーマンが使用しているユニツアー3ですが、インナーテントの窓をメッシュにした時に、フライシートのひさしをあけてしまうと、インナーの中で寝ているのが丸見えになってしまうのです。そこで使っているのが黒いゴムバンドです。
フック付きのゴムバンドを使用する
このゴムバンドは丸い輪っか状になっていて、そこにフックが一つついているのです。このフックをテント側のハトメの穴にひっかけ、もう一方のゴムひも部分をペグにひっかけると、簡単にひさしを少し開けた状態で張ることが出来ます。ゴムでテントひさしとペグをつないでいるので、風が吹いてもひさしがたるまないのもいいですよ。
ハトメにフックをひっかけているところを拡大しました。
オートバイ用のゴムバンドでも代用できる
このフック付きのゴムバンドは100均のダイソーで売られているもので、もともとは旅行に使うキャリーバック(カート)の上に荷物を固定する時に使うことを想定した道具です。
これに似たようなフック付きのゴムバンドは、荷物をオートバイや自転車のキャリアに固定する短めのゴムロープ(バンジーコードなど)でも代用できますよ。ハトメに通るフックを採用しているゴムロープを選んでやればいいのです。こちらの方が過酷な使用を想定していることもあり、探せばもっとゴムロープの作りが丈夫なものも見つかると思います。
それでは、今回はこのへんで。