こんにちは、ochanです。
今回はDODの放浪ソロりマグを紹介します。
この放浪ソロリマグはDODの地元、大阪の老舗ホーロー加工メーカー”ovject”さんとのダブルネームで作られたもの。
少しざらっとした質感のホーロー表面は、触った感じが優しく手になじみやすいです。
ほうろうはステンレスマグのような金属臭も少なくて、こびりついた汚れも落としやすいのでお手入れが簡単なのもいいですね。
この放浪ソロリマグは他にもDODのアイデアが詰まっていますので、今回の記事ではこのマグの特長と使ってみた感想についてお話していきたいと思います。
それでは、最後までごゆっくりとどうぞ。
目次
放浪ソロリマグの仕様
まずはソロリマグの仕様から
カラー | タン、カーキの2色 |
サイズ | (約)W13×D9.4×H10.5cm |
収納サイズ※ | (約)直径9.4×高さ10.5cm |
重量(付属品含む) | (約)220g |
材質 | ホーロー用鋼板(鉄)、ABS、シリコン、磁石 |
容量 | 360ml |
付属品 | 取っ手、蓋 |
※収納サイズが小さいのは取っ手を外した寸法になっているからです。
カラーは、最近流行りのアースカラーの2色から選べます。
DODのテントやタープなどでお馴染みのタンとカーキから選べるのが面白いですね。
取っ手が取り外し可能
放浪ソロリマグには、取っ手が取り外せるという面白いギミックがあります。
取っ手には強力磁石が埋め込まれているので、これで本体にくっつけたり取り外すことが出来ます。
本体をバーナーなどにかけたりするときはハンドルを外しておいて、飲むときにABS樹脂の取り付ければ、ハンドルは熱くないので持つことが出来るというわけです。
カップのフタが標準でついてくる
アウトドアで使用するカップに必要になるのが虫やほこりの浸入を防ぐフタです。
無ければ、100均などで別で探してくる必要があるくらい大切なパーツです。
放浪ソロリマグには使い勝手が良い専用のフタがついてくるのがありがたい。
琺瑯カップで牛乳を沸かしてみる
放浪ソロリマグは直火もOKなので料理にも使えます。
そこで試しに、牛乳を加熱してホットミルクを作ってみました。
加熱時には樹脂パーツを取りはずす
マグカップの中に牛乳を入れ、カセットコンロで加熱していきます。
この時、熱に弱い取っ手とフタはあらかじめ取り外しておきます。
厚めの琺瑯なので、加熱しても焦げないし問題ないようです。
ミルクが沸騰してきました。
ここで少し注意が必要だと感じました。
マグカップだけあって、コッヘルなどに比べ容量がそもそも少ないので、急に沸騰して吹きこぼれてしまう可能性が高いです。
水ならいいのですが、牛乳の場合はもし吹きこぼれるとコンロにダメージがでる(つまりの原因となる)こともあるので、火力を抑えて使うと良いと思います。
ホットミルクの完成です。
飲むときには、こうして取っ手をつけます。
ランタンによる保温も出来る
下の写真はUCOのキャンドリアを使って、飲み物を保温をしているところです。
ランタンによっては、このように上にカップを載せられるものもあります。
そんな時、このマグカップが役に立ちますね。
(壁が二重構造になっているマグカップを保温すると危険ですのでご注意ください。)
またガスランタン(soto ST-260)によっては、同じ様に保温が出来ます。
放浪ソロリマグまとめ
最後に放浪ソロりマグの特徴をまとめておきます。
- ホーローには耐熱性、耐摩耗性、耐酸性がある。
- ステンレスマグの様な金属臭がしない。
- こびりつきやすい汚れもホーローなら取りやすい。
- 冷めてしまった飲み物を温めることが可能。
- ランタンなどで保温が可能
- 少量の料理も作れる。(急な沸騰に注意)
- 取り外し出来る取手なので熱いものを飲む時にも握れる。
- 付属の蓋は保温性に優れ、ホコリや虫の侵入を防いでくれる。
- 取っ手を外せばスタッキング(重ね)が可能
- オリジナル釉薬によるマット感があり手触りに優れる。
- ホーロー自体は割れやすいので取り扱いに注意が必要。
マグカップのこだわりにはいろいろありますが、この放浪ソロリマグについては個人的に優しい見た目と、触った感じがかなりいい線いっていると思います。
そんな見た目にも関わらず、実はガンガン使えば使うほど価値が分かってくる丈夫なマグカップ。
使っているうちに愛着を感じてしまうマグカップだと僕は思います。
この放浪ソロリマグはDODのショップからのみ購入が可能です。
気になる方は、是非チェックしてみてください。
なお大阪のホーロー加工メーカー、ovjectさんの商品はAmazonでも取り扱いがあるようです。
DOD製品とはカラーが違うので、DODに特にこだわりが無ければこちらもアリだと思います。
それでは今回はこのへんで。
みなさん楽しいキャンプを。