こんにちは、ochanです。
今回はテントの後ろに流れる小川の水の音だけが聞こえる、山の中の小さなキャンプ場に泊まっています。
ソロキャンプの夜も更けて、同じ場所に泊まっていたおっさん(ライダーさん)のテントの明かりが先に消え、それからかなり時間がたった時の話しです。
少し眠くなったのでコットに横になると、川の音に紛れるようにヒソヒソと人が話している声がするのが聞こえてきました。
はじめは、あのライダーさんが誰かと電話で話でもしているのかな?と思いましたが、その声の主は明らかにおっさんではありません。
(ライダーさんとは、キャンプ場に着いた時に少し会話をしたので、どんな声なのかは分かっているのです。)
それに車のエンジン音も聞こえなかったので、夜になってから誰かがここへやってきたとも思えません。
何か、とても不思議な感じを覚えました。
耳を澄ましてその声を聞こうとしても話の内容はわかりませんでしたが、誰かがテントの外にいるような気がします。
『これは疲れによる幻聴なのか? もしかして・・・。』
そうこう思っていると、やがてその話し声は聞こえなくなっていました。
みなさんはキャンプで、こんな経験をしたことってありますか?
それでは、今回は兵庫県豊岡市出石町にある白糸の滝キャンプ場に泊まったソロキャンプの夜のお話です。
最後まで、ごゆっくりとどうぞ。
目次
放浪ソロリマグをガスランタンで温める
前回の記事「兵庫県の無料 白糸の滝キャンプ場へ 第一話」の続きです。
日が暮れた頃、のどが渇いたのでキャンプケトルでお湯を沸かして紅茶を淹れることにします。
本当はガスコンロでお湯を沸かすのなら、大きなキャンプケトルを使うまでも無いのですが、今や僕のキャンプ道具の中でキャンプケトルは焚き火でもコンロでも使える万能選手の位置づけになっています。
最近はこれまで使っていたチタンダブルマグや真空断熱のコップに代わり、このDODの放浪ソロリマグを使っています。
冬は断熱性があって飲み物が冷めないカップも勿論いいのですが、逆にホーローで火にかけられるマグカップならではの使い方もあります。
あと、360mlと大きめのサイズも使いやすいですね。
ソロリマグはアウトドアで必須のフタが、初めからついているところも良いですね。
今回使っているガスランタン SOTOのST-260の上部はフラットになっているので、放浪ソロリマグを載せて加熱することが出来ますね。(けしてメーカーの推奨ではないでしょうけど。)
断熱性のあるカップではこういうことは絶対出来ないので、放浪ソロリマグは温めなおしたい時に便利に使えます。
(写真では樹脂のフタをつけていますが、本気で加熱するときはもちろん外してやる必要があります。)
本当に暗かった白糸の滝キャンプ場の夜
白糸の滝キャンプ場には外灯が一切ないのです。
トイレにさえ照明が付いてないですから。(#^.^#)
今夜は曇り空なので月明かりも無いし、山の中のキャンプ場は真の暗闇になっています。
きっと今まで利用した中で、一番暗いキャンプ場です。
テントの照明だけがぽっかりと浮かんだ夜。
「山怪」読んだらゾクゾク
たまたま昔に買った「山怪」という本が、カメラバックのポケットに入っていたのを見つけて読んでいました。
この本には山で起こった不思議な話を、著者が現地の方々から直接集めたものがまとめられています。
昔は親から子供に、不思議な体験談を一種の娯楽として聞かせることがあったようですが、最近は子供がゲームに夢中になり、そういう話をする機会もほとんど無くなってしまったようです。
不思議な話は語り継がれることが無くなたことで、今やどんどん消えてしまっているようです。
いわゆる怪談のようなオチが無くて、ただ不思議な現象を記したものが多いのですが、そのぶん話がリアルに感じられます。
キツネが人を化かす話とか、今でも現実にあるのですね。
そういう興味深い話が詰まった本なのですが、暗い山の中のキャンプ場でじっと読んでいると感覚が研ぎ澄まされてきて、体中がザワザワしてくる本でもあります。(∩´∀`)∩
メスティンで夕ご飯
最近はメスティン3種類をキャンプに持ってきています。
その代わりに、ずっと一軍選手だったユニフレームのごはんクッカーを家に置いてきています。
今日も、さっそく一番小さいダイソーのメスティンを使ってカセットコンロで炊飯をしました。
ダイソーメスティンの紹介記事はこちらです。
ラージメスティンで作るコンソメスープ
本日のおかずはコンソメスープ。
玉ねぎと野菜をカットして準備します。
この野菜の量だけでも、全部食べられそうにありませんが。
一番サイズの大きいラージメスティンに、もも肉と先ほどの野菜を入れ、ジャガイモが柔らかくなるまでコンソメを入れて煮込んでいきます。
ただそれだけの具だくさんなスープの完成。
「コンソメスープを飲むと暖まりますなー。」
ショウネンテントを暖かく
ソロ用のショウネンテントは、サイズも小さいので前室のファスナーを閉じれば、小型のガスストーブを2台点火するだけで中が暖かくなってくれます。
ところで下の写真のニチネンのミスターヒートも、とうとう廃盤になっちゃいましたね。
イワタニは大丈夫ですが、国産メーカー製のガスストーブの種類がかなり減ってしまった感じです。
食事を作るのにカセットコンロを使っていたせいもあり、幕内は25℃まで上がってとても快適です。
ソロキャンプの夜はまだこれから。
それでは、今回はこのへんで。
この続きは次回「兵庫県の無料 白糸の滝キャンプ場へ 第三話」の記事をどうぞ。