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とにかく富士山が見たかった今回のキャンプ
2019年3月8日(金)から10日(日)の二泊三日で山梨県南巨摩郡身延町の本栖湖湖畔にある浩庵(こうあん)キャンプ場にソロキャンプに行ってきました。
このキャンプ場に行くきっかけになったのは、ツイッター上でキャンプ場から見た富士山の美しい写真が目にとまったからです。「やっぱり、富士山を見ると癒されるなぁー。」というわけで、休みをとって山梨方面に出撃することに。
直前まで有名な富士山が見える「ふもとっぱら」に泊まろうかと思っていましたが、調べてみるとふもとっぱらは前々日までに予約が必要でした。
今週末は天気の状況が気になるため、ふもとっぱらは変更の融通が利かず不便な面がありました。そんな時、思い出したのが「ゆるキャン」の1巻に登場する浩庵キャンプ場。
こちらなら予約なしで泊まることが出来るようだったので、天気を見ながら予定を決められます。というわけで目的地は浩庵キャンプ場にしました。
当日は金曜日のお昼頃に岐阜を出発して、新東名経由で浩庵キャンプ場に17時前に到着しました。
「ゆるキャン」とは?
湖畔で車がスタックするのかもという恐怖
浩庵キャンプ場の宿泊料金は、テント+タープ張り代が1000円、駐車場代が1000円、大人一名600円の合わせて1泊2600円というシステム。今回は2泊なので5200円を払いチェックインしました。
このキャンプ場に泊まるのは初めてなのですが、受付係りの方の説明のおよそ2/3は湖畔サイトに乗り入れた時に車がスタックする話でした。
「あんな所やこんな所に車を入れると・・・一見大丈夫そうに見えますが、・・・砂利の下は実はぬかるんでいて・・・タイヤがスタックしてしまいますからよくよく注意してください。・・・先週末は3台も脱出出来なくなった車がありましたから。」というような長い説明を受けたあと、まだサイトの様子を見たことがない僕の頭の中は、まるでこれから地雷が踏まっている荒地に足を踏み入れるような不安な気分でいっぱいになっていました。(笑)
浩庵キャンプ場は林間サイトと湖畔サイトの2か所にテントを張れる場所が別れていて、どちらにテントを張ってもいいことになっているのですが、やはり湖畔サイトの方が風光明媚なんじゃないかと欲が出て、意を決して軽自動車で湖畔サイトに恐る恐る降りてみると受付で聞いた通りの砂利道が広がっていました。
これはどこかでスタックしてしまうかも?とさらに不安な気持ちになりましたが、それでも地面の硬そうなところを慎重に選んで運転を続けます。広い湖畔サイトは平日にもかかわらず先人のテントでほぼ埋まっていましたが、なんとか空いている場所が見つかり、そこで車を止めました。
車から降りて初めて気づいたのですが、タイヤのすぐ横に人が入れるようなデカい穴が開いていたので本当にビビりました。( ゚Д゚) 「もしかして、ここで誰かスタックしたのでは・・・。」 もう、この穴に車が落ちなくて幸いでしたよ。(-.-)
それから気を取り直してテントの設営にかかりました。太陽が地平線に沈むと、富士山がうっすら赤く色づき綺麗でしたね。
浩庵キャンプ場では富士山をずっと見ていられます
浩庵キャンプ場のセールスポイントはすぐ目の前に本栖湖が広がり、その向こうに富士山が見えることです。本日はパンダTC+パンダTCタープの組み合わせですが、こんな絶景がタープの下に座っているだけでずっと見られるのですから、とても贅沢ですよね。
湖畔サイトは傾斜があるので注意
下の写真はサイト設営中の様子です。テントを張っている場所は湖の方へ向かって下がっています。このくらいの傾斜なら大丈夫かなという場所を選んでテントを張りました。
そろそろ夕食の時間です
サイトの設営が完了したらホッと安心したせいか、急に小腹が空いてきたので食パンをプリムスのフォールディングトースターで焼いてバクバク食べました。
鍋キューブはソロキャンプに便利
今晩のメニューは定番の鍋です。暖かくなると鍋はもうやらなくなると思うので、そろそろ最後かもしれませんね。ソロキャンプでは、スープの分量をちょうど1人分に調整できる「鍋キューブ」が便利です。
今日の具はタラ、エノキ、白菜と冷凍のシーフードミックスです。「やっぱり鍋は旨いなー。」
日が暮れると予想通り気温が下がってきましたが、それでも風があまりなかったので過ごしやすかったですね。
今日は忙しかったので焚火をするのはあきらめましたが、パンダTCタープの下で熱い鍋をぼちぼち食べると体が温まってきました。
そんなことをしながら、ソロキャンプの夜が静かに夜が更けていきました。
それでは、今回はこのへんで。
この続きは次回「ゆるキャンの聖地 浩庵キャンプ場で富士山に癒される その2」の記事をどうぞ。