アキアカネの群れの中にミヤマアカネが一匹紛れていた
前回 「アキアカネ復活の日は突然」の記事で、12月になって近所の公園にやってきたアキアカネの群れのことを書きました。この時、同時にたった一匹だけ見つけることができたミヤマアカネ(深山茜)を、今回は見ていきたいと思います。
下の写真がこの時に撮影したミヤマアカネですよ。前回登場したアキアカネと比べて一番ハッキリとわかる違いは翅に入った模様です。透明な翅の先端付近に帯状の茶色い模様が入っていますね。これは他の赤トンボにもない唯一の特徴で、ミヤマアカネは、ここだけみれば簡単に見分けが出来ます。
このミヤマアカネ、パパーマンは見た目から複葉機の飛行機を連想してしまいます。そして赤トンボの中では一番美しいデザインをしていると思うのですよ。みなさんはどうですか。
ミヤマアカネの飛ぶところ
ミヤマアカネの飛翔しているところです。飛んでいるトンボは、やはり撮るのが難しいです。(汗)
このミヤマアカネの生態ですが、7月頃に成虫になった後で活動しているのは11月頃までなので、やはり今回のように12月に入ってからこのトンボを見ることはあまりないことだと思います。この個体は生き残った最後のミヤマアカネかな?
最後のミヤマアカネの生き方
このミヤマアカネはアキアカネの群れの中に一匹だけポツンといたのです。ミヤマアカネも、やはり仲間のトンボが欲しいと思うのでしょうかね? 翅の特徴をのぞけばアキアカネとよく似ていますので、まぁこれもいい生き方かなとパパーマンは思いましたが。
それでは、今回はこのへんで。