こんにちは、ochanです。
夏キャンプは涼しい木かげのある山に行くのもいいけど、海もいいですよね。
僕の場合は釣りも趣味なので、夏シーズンになると海へキャンプに行きたくなってしまいます。
というわけで、今回は海辺のような砂地の上にテントやタープを張る時に使うペグについてお話しします。
海のキャンプでは強い風が吹くことも良くあるので、出来ればペグにはこだわりたいところです。
砂地にペグを打つ時は高価な鍛造ペグではなく、100均で買うことが出来るプラペグのほうが実はしっかりと効くケースが多いですよ。
それでは、ごゆっくりどうぞ。
目次
砂地に鍛造ペグは向いていない
ペグを固い地面に打ち込むとき、鍛造ペグというのはこれ以上ないくらい頼もしいペグだと感じるのですが、これと対照的に砂地に打ち込む場合、状況は一転して地面が柔らかければ柔らかいほどペグが効かないようになってしまいます。
たとえペグを奥深くまでしっかり打ち込んでも、残念なことに強い風が吹きペグが断続的に引っ張られることで徐々に抜けてくることが良くあるのですよね。
下の写真はやや硬めの砂地にエリッゼステークの28cmを打って、翌朝に状態を確認した時のものです。
ペグが抜けないように2本使ってクロス打ちにしています。2本ともしっかり奥深くまで打っていたのですが、それにも関わらず地面にひびが入りペグが抜けてきているのが確認できますね。
というわけで、鍛造ペグは万能なペグではないのです。
100均で売られているモンターニュのプラぺグ
そこで次に同じキャンプ場でテントを張るときに使ったのが、100均ショップのセリアで購入したモンターニュ(MONTAGNE)のプラペグです。もちろん税抜きで1本100円の格安ペグになります。
最近は100均でもアウトドアグッズが増えてきているのですが、このモンターニュのシリーズはデザイン性も優れていて人気商品になっていますね。
でも今回はペグなので、デザインよりも実用性の方が大事ですけど。
モンターニュのプラペグの特徴
モンターニュのペグはH型の大きな断面を持つプラペグに4本の突起(矢印部)がついています。この突起ですが、砂に打ち込むときにアンカー効果になるのでしょうか?
この突起によってどれくらいの効果がもたらされるのか分かりませんが、アウトドアメーカー製の砂地用ペグ(サンドペグ)にも構造に工夫を凝らしてあることが多いので、これに対抗しているのかもしれません。
砂地にテントを張るときに100均のプラペグを使ってみたら
これはペグダウンして2泊したあとの朝に、ペグの状態を確認した時の写真。
この時のキャンプでも結構強い風が吹いていました。砂地とペグの間に少しスキマが出来ているのが分かりますが、これは風の強弱の繰り返しによって出来たものと思われます。
ただし先の鍛造ペグの場合と違って、ペグは抜けてはいませんね。
これで砂地のキャンプ場でモンターニュ(MONTAGNE)のプラペグが有効であることが確認できました。
他メーカーのサンドペグ
サンドペグはアウトドアメーカーのラインナップにもあります。
今回の100均製で不足なら、価格は高いのですがメーカー製のものを選ぶのもありだと思いますので少し紹介します。
ユニフレームの海ペグ400
長さが400mmあるのが特徴のユニフレーム製ペグ。
ユニフレームの海ペグは砂地専用なので、砂利や芝生さのサイトでは使わない様にとの注意書きがあります。
ヘッド部分が小さいので、使う際はペグ全体が砂地に埋めるくらい打ち込むのも有効だと思います。
キャプテンスタッグのサンドペグ
キャプテンスタッグ製サンドペグです。
長さが45.5cmのタイプもあり、形状はユニフレームの製品と同じ感じですが長さがある分だけより性能は期待できますね。
モンターニュとほぼ同じ形状のペグ
Amazonでモンターニュ製のペグと同じと思われる商品がより安く購入できます。
まとめ買いが必要にはなりますが、僕も購入したことがあります。
ペグなのである程度まとまった本数を揃えたい場合があると思いますが、そのような時にはこちらがおすすめです。
まとめ
以上、砂地のサイトに有効な100均モンターニュのプラペグの紹介でした。
夏場は海辺のキャンプ場の他にも、海水浴などでも砂地の上にタープを張る機会があると思いますが、海だけに出来るだけ強風に備えた方がいいと思います。
そんな時に、まずは安価な100均のプラペグの利用から考えるのもいいと思いますよ。
またプラペグを使うときの注意点として、ペグダウンする時に金属製のハンマーで力いっぱい打ち込むと、ペグが割れたり欠けたりすることがありますので、出来れば軽く打つか、ゴム製のハンマーなどを使うといいと思います。
それでは、今回はこのへんで。
みなさん楽しいキャンプを!