前回の記事「めいほうキャンプ場でソロキャンプ」の続きです。
岐阜県郡上市の「めいほうキャンプ場」2019年10月21日(月)ソロキャンプの朝。
おはようございます。
やはり森の中というのはマイナスイオンの濃度が高いのでしょう。おかげで良く眠ることが出来、朝起きると頭の中がすっきりしたような気がします。
さてここで問題が。
今回の二泊三日のソロキャンプは出発直前まで雨が降らない予報だったのですが、突然台風20号が発生した影響で、今夜から明日にかけて雨の予報に変わっていました。
このところ、週末のたびに台風がやってくるような気がします。本当にこれは参りますよ。本日、キャンプの予定をキャンセルされた方も多いかもしれませんよね。
僕の場合は、ここでキャンセルして家に帰ることはありませんが、さすがに雨の中で車からテントが離れているフリーサイトの撤収活動は厳しいものがあります。
なんとか、撤収するときだけでも雨が降らないことを祈るばかり。
本日も獣に食パンを食べられた
「ああ、やられた!」
2つめの問題に気づきました。
朝起きてみると、昨日スーパーで買った食パンの袋が破られ一部パンが飛散していました。なんと、また購入した食材を寝ている間に動物にやられたようです。
ほかの食材は全て無事でしたが、食パンはきっとビニール袋に入っていても良い匂いがするのでしょう。
今朝は食パンに明宝ハムをはさんでホットサンドにしようかと思っていたのですが、これはあきらめるしかありません。
電車を止めてしまう虫とは?
木の幹の根元に緑色のコケが生え、とてもきれいです。僕はこういうのを見ると思わす写真を撮ってしまうのですが、ここで少し変わったことに気づきました。
(次は要注意画像が出てきます。虫の苦手な方は読み飛ばしてくださいませ。)
いましたよ、ヤスデ君が。
ヤスデは姿がムカデに似ていますが、性格の異なるおとなしい虫なのです。
ムカデは肉食なので素早く動くし、ご存知の通り強い毒を持っています。
一方でヤスデの動きは遅くて、人に噛みついたりすることはまずありません。指でつつくとダンゴムシの様に体を丸めます。
下の写真の通り、キャンプ場では木の幹の苔の生える様なところにたくさんいたのですが、こういう湿りのあるところが好きみたいです。
ヤスデは落ち葉や腐った有機物を食べ、糞をすることで森を再生してくれる益虫なのですが、この見た目で人に嫌われることが多いようです。
今回見つけたヤスデの名前を調べてみました。「キシャヤスデ」と言うそうです。
キャンプ場の管理人さんに聞いたところ、このキャンプ場ではこのヤスデが今年は大量発生しているそうです。キシャヤスデは卵がかえって成虫になるまでに8年かかるようなので、8年周期で大量発生するようです。
そういえば、こういう何年か周期で大量発生する素数ゼミというのがいますよね。
このキシャヤスデの意味は、そのまんま「汽車ヤスデ」だそうです。大発生したキシャヤスデが線路の上で潰され、体液で車輪がスリップして汽車の運行できなくなる事例が日本でもあり、この少し変わった名前がつけられたようですよ。
まぁ、ヤスデはキャンパーに害が無い虫だということが分かったところで、見かけてもそっとしておくことにします。
ヤスデが電車を停めたニュースの動画です。
次の写真はキャンプ場にあった看板です。
草むらに入らないようにとの注意喚起ですが、こういうのって大切だなと思いました。
山の中のキャンプ場にヒルがいても不思議ではありませんが、この看板で利用者側に自己防衛の必要性を感じさせることにより、アウトドアで本当に役立つ知恵が増えると思うのです。
心配になれば、まず「ヒル」ってどんな奴なんだろう?というところから調べるはずなので。(#^^#)
今日は少し寒い一日になりそう
キャンプサイトから谷を見下ろしたところ。
見ると川の流れはけっこうな勢いがあります。テントの中にいると、この水の勢いよく流れる音が聞こえてきます。
朝のパンダTCです。
水辺が近くにあるので、ブヨが出るかなと思いパワー森林香を付けています。
午前10時の気温は17度。
少し肌寒い気温です。今日はずっと曇り空なので、あまり気温はあがりそうにありません。
本日もユニフレームのコンパクトパワーヒーターに点火。
今日もまたすき焼き
そして、本日も昨晩に続きすき焼きです。(笑)
まったく、すき焼きの食材を昨日大量に買いすぎたこと。
明宝温泉 湯星館に入る
午後になって、近くにある「明宝温泉 湯星館」に入りに出かけました。
ここは露天風呂もある大きな温泉です。キャンプ場で50円の割引券をもらうことが出来ます。
巨大な面積の駐車場なのですが、もう少し北へ行くと「めいほうスキー場」があるので、きっと冬はスキーをされるが帰りによく利用するのでしょうね。
「湯上りが気もちエエ~。」
今回はこのへんで。
この続きは次回「めいほうキャンプ場 ひとり焚き火を楽しむ夜」の記事をどうぞ。