今回はSOTOの最新シングルバーナー、ST-330フュージョンの点火装置が使えなくなってしまったお話です。
バ-ナーの点火スイッチをカチカチと何度押しても火がついてくれない、そんな点火装置の動作不良の原因はいくつかあります。
僕は今までガスバーナを何個か使ってきて点火不良を何度か経験しましたが、今回の不良原因は意外でした。そこで、バーナートラブル時の一助として、同じような原因に出くわした方のお役に立てばと思い今回は記事にしました。
目次
ST-330の点火スイッチはとても便利だが
ST-330はST-310の様にバーナー本体側ではなく、被覆ホースを介してCB缶側に点火スイッチがついています。これによりバーナー本体が熱くなっても、点火操作時に本体に触れ火傷をする可能性が低くなり、安全に点火出来るようになりました。
ところが僕のST-330、ここ2、3回のキャンプではいくら点火スイッチをカチカチ押しても点火してくれません。
「まぁ、そのうち調子がよくなるかな?」と非科学的なことを思っていたのですが、このところの着火成功率は実は0%で毎回ライターで着けていました。
そんな状態だったので放置しておいても直るはずもありません。
そこで、そろそろ原因を探ってみようと9月15日(日)のキャンプ中についに重い腰を上げました。(といっても、そんなに大げさなことではありませんが。)
点火不良原因を調べるためにじっくりと観察する
さて、まずは問題がある可能性の高いバーナーへッド中心の「電極」部分をジッと見てみましょう。
「うむ、む、む」
「???」
「こっ、これって・・・」
「なんてこった!」
「・・・電極がついて無いよー。」(笑)
これは意外な結末に。
オリジナルのST-330を確認してみると
下の写真は比較画像として、SOTOのHPよりお借りしたものです。念のために確認してみましょう。
矢印の先にあるのが問題の電極。点火スイッチを押すと、この電極がスパークして着火する仕組みなのですが、その肝心の電極が僕のバーナーヘッドには無いというのです。
「無いものは無い!」
初めは電極がちゃんとついていたのか
下の写真は今年のゴールデンウィークに東北方面を旅したファミリーキャンプの朝食の一コマです。
写真中央のテーブル上にST-330が置かれていますので、このバーナーヘッド部分を拡大してみましょう。
「あっ、電極がついている!」
というわけで、初めはちゃんと電極がついていたようです。
それがいつの間にか電極をポロリしたようですけど、この電極ってそんなに簡単にポロリするものなのか???
ともかく、これはST-330を入院させるしか術はなさそう。
幸い保証期間中なのが救いです。先ほどSOTOのお問い合わせページに状況を書き込んで送信したので、SOTOからの返信をまつことにします。
また進展がありましたら、みなさんにご紹介したいと思います。
ところでもしバーナーの着火不良に心当たりがある方がいらっしゃいましたら、電極はちゃんとついているか一度確認されてはいかがでしょう?(@_@)
電極について追加情報をいただきました
この記事をツイッターに投稿した時に、くろえさんより似たような情報をいただきましたので参考にツイートを貼っておきます。
それでは、今回はこのへんで。
最後に関連記事のページです。