こんにちは、ochanです。
初めての場所で野営をすると、何か得体のしれない現象に遭遇し、あとで不思議な記憶として残ることが良くあるものです。
この日も、そんなことがありました。
日曜日の夜明け前、テントの直ぐ近くでバシャバシャと何かが水の中で動いているような大きな音が聞こえてきたのです。
かなり長い時間、耳を澄ましてその音を聞いていた気がします。
それは例えば水上に浮かぶ水鳥が飛び上がるために、水面を羽ばたいた時におきる軽い音ではなく、もっと激しい音でした。
寝袋の中で僕がまず想像したのは大きな魚が全身で水面を叩いているような場面ですが、こんな動きを普通の魚がするはずがないと思うので、そこがやはり不可解です。
では、いったい何なのでしょうね。
もしかして妖怪、小豆あらい・・・とか?
「お米とぎましょか、人とって食いましょか・・・」
なんてセリフは無かったので妖怪では無いと思いますが、またいつかここに泊まることがあれば、あの音の正体を確かめたいと今から思っています。
それでは、新たな野営地を探して泊まる話の今回は後編です。
最後まで、ごゆっくりとどうぞ。
朝の新野営地
某所野営地でのソロキャンプ、2021年5月23日(日)の朝です。
明るくなると、ヒバリやウグイスの鳴き声に包まれた爽やかな野営地の朝がはじまりました。
ところがTシャツに短パン姿の僕にはまだ寒すぎて、寝袋の中に入ったまま外の気温が上がるのを待っていました。
本当に冬用の寝袋を車に積んでいて良かったと思いましたよ。
日差しが強くなり、テントの中がいっきに暑くなってきたので、テントの外に出てきました。
外は心地の良い風が吹いていて快適です。
暑くなると薄着になるので、虫よけスプレーの欠かせない季節になります。
僕が昨年から使っているのは、サラテクトです。
マダニにも効くというので少し期待しています。
炭の後始末
朝は使わない道具から、少しずつ片付けていきます。
焚き火台の炭と灰の処理ですが、大きめの炭は寝る前にトングで火消壺に入れて消火しておきました。
朝は、残る小さな炭と灰を全て火消壺に入れて片付けてやりました。
消し炭については、火消壺の中にあるメッシュで濾し、残った分を次回の焚き火の際に再利用します。
ネイチャーストーブラージを折りたたみ、収納します。
ほりにしで鶏肉を焼く
朝ごはんの一品目は、まずサラダ。
あとは焼き物ですが、今回はアウトドアスパイスのほりにしを持ってきました。
もともとキャンプの時に使うために購入したのですが、今では自宅でも使うようになっている、わが家では好評のスパイスです。
鳥のもも肉にほりにしをかけ、黒船の上で焼いていきます。
(実はロゴスの炭火もも焼き器で焼きたかったのですが、今回は忘れてきました。)
イカゲソにもほりにし。
イカもうまいですね。
撤収が完了
午前中に荷物を全てジムニーに積み込み撤収が完了しました。
「今日はほんとにいい天気ですなー。」
とにかく風がとても気持ちのよい野営地です。
それでは梅雨シーズンに奇跡的に見ることの出来た青空に後ろ髪をひかれながら、ボチボチとジムニーに乗りこんで家路につくことにします。
今回も、このキャンプ日記を最後までお読みいただきありがとうございました。
まだまだ、キャンプの夜は寒いですね。
でもこの梅雨の時期が終わったら季節がすぐにやって来るのだろうなと思い、最近は3シーズン用の寝袋を新調しようかとずっと考えています。
ジムニーの積載力を考えるとコンパクトになるのモノが欲しいので、やっぱりダウンシュラフかなと思っています。
ダウンは高いので、また中華製を買おうかな。(^▽^;)
それでは、今回はこのへんで。
また、どこかのキャンプ場でお会いしましょう。
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