ピルツ7のPVC製のグランドシートをみてみよう
今回はピルツ7のフロアシートを使用した場合の設営手順を説明します。
目次
まず、下の写真はPVC製のグランドシート(別売り)を広げたところです。
高価なグランドシートですが、小川らしく実際に触るとブルーシートなんかと比べて厚みもあって格段に丈夫です。砂利などがひかれているサイトではこの厚みが有効で、テント床面を守るだけではなく居住性もあがりますので、高いだけの価値はあると感じます。
僕は購入前にネットでこのシートの画像を探しましたが、なかなかヒットする画像がなかったので、この写真が参考になればと思います。
六角形のグランドシートの細部も見てみる
下の写真はこの商品(PVCマルチシート)の紹介画像ですが、なにしろ小川キャンパルの画像自体が四角なので、届くまで本当に六角形か少し不安でした。現地で広げて六角形なのでホッとしましたよ。(;^ω^)
グランドシートの角にはハトメが取り付けてあって、ハトメには黒いゴム輪とその先に金属製の黒いフックがついています。フックはペグに引っ掛けるのかな?
床を使う場合の設営手順
さてグランドシートの上にフロアシートを広げてペグダウンします。写真の通り、フロアシートよりグランドシートの方が10cmくらい広い様です。これは意外でした。というのもグランドシートはフロアシートより小さいものを使うのが普通だと思っていたので。
グランドシートのサイズについて
----2015/11/23追記----
フロアシートよりグランドシートが大きい件について、その後使ってみてわかったことを追記します。
まず、冬場はフライシートのスカートをペグダウンして使用すると思いますが、この場合、直接グランドシート上に雨が入ることはありませんのであまり雨に気をくばる必要は感じません。
もちろん、水はけが悪いところではグランドシート上に水がはいってくることを経験しましたが、これはテントを張る場所に気をつけるしかないので省略します。
問題は、夏場です。夏場はスカートを内側に折りたたんで使用していると思いますが、この場合、強い雨が降るとグランドシートとフロアシートの間に雨がたまることがあります。
対策は少し手間ですがスカートを広げることです。雨が降ると気温が下がるのでスカートがあっても暑さは気にならない場面が多いと思いますので試してください。
----追記終わり----
フロアシートをペグダウンした後、均等にグランドシートがはみ出すようにグランドシートの位置をずらして微調整します。
これは角の部分を拡大したものです。フロアシートのゴムを少し伸ばした状態でペグに掛けているせいかグランドシートのフックは、届きませんでした。
フックの使い方は未だ不明ですが、特に固定しなくても動くことはないのでこのまま使います。
フライシートをつける
ここでフライシートを6本のペグに取り付けていきます。
センターポールを立てた後、フロアシートとフライシートを写真の様に固定します。この作業は、最初からフロアシートとフライシートを固定したまま収納しておけば次からは省略することができますね。
張り綱を張ったところです。スカートのペグダウン工程は省略します。
のページを参考にしてください。
ピルツ7を土間仕様にした時の感想
さて、フロアシートを使ってみました感想です。
当たり前の話ですが、今までロースタイルとは言え、椅子に座っていた時と比べ幕内が広く感じられます。でも、椅子の方が僕は楽かな。
寝るときにコットを使わずに寝てみたのですが、寝返りも出来てなかなかいい感じでした。芝生の上だったので、コットを使わなくても寝心地はもともと良かったのかもしれません。
そうそう、朝方に幕の内側に着いている結露が減った様な感じがします。その代わりグランドシートの下側が水滴でべちゃべちゃだったので、いつもの結露は地面から上がってくる湿気だったのかなと思いました。
このグランドシートが結露を減らしてくれたのかもしれません。しばらく様子をみていきたいと思います。
それでは、今回はこのへんで。