釣りの時はヌカカに注意しよう
6/20、21の一泊二日で福井県の海辺にある鮎川公園キャンプ場に行ってきました。この時のキャンプ日記は、以下のリンク先にあります。
こんばんは、パパーマンです。
このキャンプ場はすぐ目の前が海なので、釣り好きなあっくんを連れて6/21(日)の朝に釣りに行くことにしました。今回のターゲットはメバル、ガシラなどの根魚系です。二人で磯を歩いて渡り、磯の先端付近でで竿を出しました。
後で強烈なかゆみに苦しむことになるとは、この時はまだ知らない二人でした。
ヌカカとは、どんな虫
ここには磯ヌカカという、ブヨより更に小さい吸血虫が住んでいます。今回のポイントで釣りをするのは2度目なので、ここにヌカカがいることは分かっていました。
対策としてちゃんと長ズボンを履いていましたし、どこでもベープ未来も持っていきました。
ところが靴はクロックス(草履)だったのですよ。おまけに靴下も履いていませんでした。(;^ω^)
ヌカカ(糠蚊)とは糠の様に小さい蚊と書きますが、体長は1.5mmくらいの小さな昆虫。網戸くらいのサイズなら、くぐり抜けて家の中に入ってくると言われているくらい小さな虫です。ブヨと同じくハエ目で、吸血性なのは産卵をするメスだけです。
小さいので飛行能力が弱く、強い風が吹いているときは風に流されていなくなります。ところが、風が止まるとどこからともなくやってくるのです。なので、風がないときは注意が必要です。
と言っても極小サイズのヌカカですので、ほとんどの場合は居ることに気がつきません。まさかクロックスの穴のからヌカカが潜入して、小指の付け根を噛まれていたとは・・・。
ヌカカの痒みにムヒアルファEXを試す
さて、釣りの方は短時間でしたがまずまずの釣果でした。ところがその日、帰りの車の中で足部のかゆみが増してきました。一夜明けて月曜日の朝になると、足部のかゆみが最高になりました。
噛まれた数は、約20箇所でした。(>_<)
あっくんも同じタイミングで腫れが出てきたらしく、キャンプ場から何か毒虫を連れて帰ったのではと、パパーマン家は出勤前に一時大騒ぎになりました。後で調べると、ヌカカの痒みは半日遅れぐらいで現れることが多いようです。
月曜日は、仕事を終えて薬局に駆け込み、そしてムヒアルファEXを買って帰りました。
ムヒアルファEXはPVAタイプの良く効くかゆみ止めで、塗るとスッキリしてきました。塗る前の痒みを10とすると7~8くらいになった感じですね。
ヌカカの痒みに温熱療法を試してみる
さて少し落ち着いたところで、もっと痒みを抑えられないかと考えていた時、温熱療法のことを思い出しました。
ブヨやヌカカの毒はたんぱく質なので、45度以上の熱を加えれば変成し毒が消えるという説があります。温熱療法とは熱湯シャワーで患部を加熱し、かゆみを抑えるものです。
「温熱療法」という言葉の響きは少し怪しい感じもしますがお金がかかるわけではないので、早速自宅のお風呂の給湯器の設定を48度にして熱湯をかけてみました。
これはいいです。(^^)v
かなり痒みが消えていきましたよ。塗る前の痒みを10とすると4~5くらいになった感じです。間違いなくムヒ以上に効果がありました。
その後、ムヒアルファEXを塗るとほとんど気にならないくらいになりました。温熱療法の効果は一時的なものではなく、それからもかゆみを低減する効果は持続しましたよ。2、3回繰り返し、3日後には、ほぼ痒みは消えていました。
みなさんも、ブヨやヌカカのかゆみに悩まされた時は、ムヒαと温熱療法をお試しあれ。