2019年11月29日(金)から12月1日(日)の2泊3日で岐阜県恵那市串原にある「ささゆりの湯キャンプ場」にソロキャンプに行ってきました。今回の2泊をプラスすると今年通算で35泊目のキャンプになります。
今年の前半はブログの移転作業で忙しくあまりキャンプに出かけていなかったのですが、後半は追い込んでなんとか35泊まできました。年間40泊を目標にしているのですが、あと一カ月ではちょっと厳しい状況ですね。まぁ、年内にあと何泊のばせるかといったところです。
このささゆりの湯キャンプ場にくるのは、ほぼ1年ぶりになります。前回の1年前のキャンプでは土曜日の午後にキャンプ場に到着したのですが、超満員でテントの張る場所がなかなか見つからず閉口したのです。
目次
金曜日にキャンプ場へチェックイン
そこで今回は金曜日からキャンプ場に入ってみることに。
これには混雑を避ける意味も勿論ありますが、連泊すれば宿泊料がお得になるという理由もあります。ささゆりの湯の宿泊料は1泊目は2000円ですが、なんと2泊目は500円になるのですよ。
さてこの日、キャンプ場に到着したのは17時少し前。
まさかと思ったのですが、すでにテントがたくさん張られていました。結局、どの場所にテントが設営できるか、キャンプ場を車でくるくる2周くらいして探していましたよ。
けして人のことは言えませんが、みんな金曜日だというのに、どうやってこんなにたくさんキャンプ場に集まっているのでしょう?
場所を探しているうちに西の空が青くなっていました。天気の良い日の夕焼け直後に一瞬だけ見られるブルーモーメントの空。もうすぐキャンプ場が真っ暗になります。テント設営を急がねば!!
キャンプ場にテントを張る空きスペース発見
一等地の芝生サイトには入るスペースが見つからず土のサイトへ。それでも車を横付けできる場所が空いているのを見つけました。
「あぁー、もっと早く家を出ればよかったなぁー。」
本日のテントはパンダTCですが、車の真横にテントが張れる環境に獲得できたので作業はとても楽です。だからこれはこれで良かったですね。
ということで、人気のささゆりの湯キャンプ場は金曜日でも到着時刻が遅いと空きスペースがあまり残っていないようです。
ちなみに金曜日は、すでに暗くなっている19:00くらいでもまだキャンプ場にやってくる人がかなりいて、あちこちからカンカンとペグダウンする音が聞こえてきていました。
きっと17:00くらいに仕事が終わって、そのままキャンプ場へやってくるのでしょう。このキャンプ場は外灯が明るく夜中でもそんなに暗くはなりませんので、そのぶんテントは夜でも立てやすいかもしれませんね。
冬を感じるキャンプ場の夜にささゆりの湯へ
暗くなるとキャンプ場の気温が一気に下がってきました。すると自分の吐く息が、もう白くなっているのに気が付きました。
空気の冷たさを背中で感じるようになったら、もう冬キャンプに突入ですね。
テントの設営が終わったら、焚火を始める前にささゆりの湯に入ってとりあえず暖まることにしました。
下の写真はパンダTCとパンダTCタープを連結している我がサイトを見下ろしているところ。テントの裏にある階段を上がってきたのですが、ここからささゆりの湯温泉に行くことが出来ます。
寒くなればなるほど、温泉の湯が気もちよく感じるものです。
ここは内風呂から露天風呂までの通路が少し長く、そのあいだずっと寒い思いをするのですが、その後で暖かい露天にザブンと入った時のうれしさといったらありません。
足下をガスヒーターで暖める
温泉から出たら、足下を暖めるためにユニフレームのUH-Cに点火。マイナス30℃まで使えるというこのガスヒーターは、寒い冬でも信頼感があります。
今回のキャンプの暖房は焚き火台とこのガスヒーターひとつだけ。
本当は暖房器具をもっと充実させたかったのですが、車をジムニーに替えたら前のムーブよりも積載量が減ってしまい荷物を減らすのに苦労していまして。
道具を増やすのは簡単ですが、減らすのはとても難しいものです。
栗ご飯を炊きます
本日は新米を購入してきました。まずは米を炊きます。
キャンプ場へ着く前にスーパーへ買い出しに行ったら見つけた栗ご飯の素。美味しそうなので思わず買ってしまいました。
そんなわけで今回は栗ご飯。うまく炊けるかな?
キャンプ羽釜を持って来たのは焚火で炊飯をしようと思っていたからですが、炊き込みご飯だと焦げつきそうな気がしたので、ここは慎重に火力調節のしやすいシングルバーナーを使うことにしました。
ただいまの時刻は20時50分。気温は4.5℃まで下がっています。
今回はシングルガスバーナーに最新のSOTO ST-330フュージョンを使っています。
マイクロレギュレーターつきのガスバーナーの火力が落ちてくるのが5℃からと言われていますが、確かに火力が弱くなっている気がします。
炊飯は火力×時間で考えるので、僕の経験ではいつもと同じ火力を維持できない場合は、炊飯の時間が読めなくて失敗してしまう確率がぐっと高くなります。
そこが少し心配です。
薪グリルラージに着火し暖をとる
寒くなってきたので、ユニフレームの薪グリルラージに薪をのせて火をつけてやります。
暖房に使う焚き火台なら、この薪グリルがいいですね。
パンダTCタープの下に置いたチェアの位置から、薪グリルラージまでは少し距離がありますが、やはり焚き火をしていると少し暖かいです。
バーナーの火力は最大なのですが、いつもより火の勢いが確実に弱くなっています。
実は寒冷地用のCB缶も予備として持ってきていましたが、試しにレギュラーCB缶のまま炊飯を続けることにしました。
キャンプ場に風が少し出たせいか、薪グリルラージの炎が安定してきました。
そして足元に置かれたUH-Cの存在感。
さすがに素足にサンダルだったので、これが無いと足が寒いです。((+_+))
ようやくキャンプ羽釜が沸騰して、一気に湯気が出てきました。ここまでが長かった。
ここからは弱火にすることになるので、火力の心配をする必要は無くなります。
栗ご飯が完成
やっと栗ご飯が完成です。
ささゆりの湯キャンプ場の夜は、まだまだこれから。
今回はこのへんで。
続きは次回「ささゆりの湯キャンプ場 ソロキャンプで煮込みハンバーグを楽に作るには?」の記事をどうぞ。