風に吹かれたチガヤが輝く初夏の野原にて

B!
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オオキンケイギクの咲く道を歩く

前回の記事「キャンプ場の向こう側には何があるのか」の続きです。

粕川オートキャンプ場 6月4日(日)の昼です。

パパーマンが岐阜に住居を移してからかなりの年数がたちます。引っ越しをしてきたころに、この岐阜の地でこの季節にドライブをしていて一番印象的だったのは、黄色いきれいな花が道端にたくさん咲いていたことだと記憶しています。確かにドライブしていると、その奇麗な花の群生に癒されていました。

その花の名前はオオキンケイギクなのですが、この黄色い花が特定外来生物だと知ったのはそれから間もなくのことです。特定外来生物というのは、日本の植物の存在を脅かす外来種のことで、オオキンケイギクは日本に定着していて栽培も禁止されていました。

そういう背景を知ってしまうと、いままで奇麗だと思っていたオオキンケイギクの印象も変わってしまうもので、次から同じ花を見ても素直に奇麗とは感じられず、とても複雑な気持ちになってしまいました。

花を見てキレイという気持ちは、ただ花の外見をみて感じるだけではなかったということなのでしょうかね。

チガヤが輝く初夏の草原

少し歩いたところに、風が吹くと太陽光に照らされ、キラキラ輝いている草原が広がっていました。光るのは白い穂の部分です。

これはチガヤという名前のイネ科の植物で、イメージはススキに似ているのですが、もっと背の低い草です。百人一首にも詠まれている、日本に古くからある植物です。

チガヤの野原のそばに、石で作られたカマドの跡がありました。石のついた黒い炭の色の感じから、つい最近使われたカマドだと思いますが、すぐにも草で覆われそうな感じですね。最近は草の伸びる勢いが強いです。

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さて、テントまで戻りましょう

この先は草が深く生い茂った場所になります。パパーマンは短パン姿だったので、これより先に進むと足がかゆくなりそうです。(笑)というわけで、今回はここで引き返すことにしました。

対岸からみたユニツアー3です。まっすぐテントに向かって、水の少ない川を渡ります。

川を渡りましたよ。最近は雨が少なかったせいなのでしょうか、水深がとても浅いですね。これでは魚がいなくならないかと心配してしまうくらいですよ。

今回は、このへんで。

続きは次回「キャンプ場に着いていつも悩むのはテントを張る場所」の記事をどうぞ。

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