前回の記事「経ヶ丸オートキャンプ場 お盆休みはファミリーキャンプへGO!!」の続きです。
岡山県井原市にある経ヶ丸オートキャンプ場、8月13日(火)の早朝。
昨夜、寝ているときは少し蒸し暑さを感じましたが、朝は涼しく気持ちの良い朝を迎えることが出来ました。
夏の朝らしいキャンプ場
それでも太陽が昇ってくると、キャンプ場の日向のところは一気に気温が上がって暑くなってきました。今回のキャンプで使用している大型のスカイオーバータープは、値段の割に良い影を作ってくれたので、テントの前はずっと涼しくて助かりました。
もしこのタープが無かったら、今回のキャンプは暑くてやっていけなかったことと思います。夏はやっぱりオープンタープがいいですね。
僕は一番早起きだったので、ユニフレームの山フライパン深型を使って大量のゆで卵を作りました。
朝はこのゆで卵と食パンでした。
朝ごはんを食べたら出発!
井笠鉄道の車両
出発の途中で、キャンプ場のゴミ捨て場に寄ったのですが、そこにレトロな雰囲気の赤い車両が展示されていました。
後で調べてみると、これは井笠鉄道の車両だそうです。
井笠鉄道株式会社は2012年で事業停止となったのですが、この展示車両は今でも塗装が塗りなおされていて綺麗な状態で維持されているようでした。
j今日は井原市の田中(でんちゅう)美術館(田中は平櫛田中/ひらくしでんちゅう)を楽しみにしていたのですが、訪れてみると休館日でした。これは残念。
広島県に入り鞆の浦へ
そこで県をまたぎ、広島県の福山市にある鞆の浦(とものうら)の観光をすることにしました。
経ヶ丸オートキャンプ場からは、車で1時間くらいの場所です。
鞆の浦は、みなさんご存知のジブリ映画「崖の上のポニョ」の舞台のもモデルになった町で、古い日本の原風景がまだ残っています。
鯛めしを食べる
到着したら昼時になったので、まずは腹ごしらえから。(^_^)
「千とせ」という「鯛めし」のお店に入りました。
鞆の浦といったら、瀬戸内海で獲れる「鯛」が名物です。
そこで鞆の浦にやってきたら、やっぱり「鯛めし」を食べないといけませんね。
僕が注文したのは「鯛茶漬御膳」でした。ご飯と漬物に鯛の天ぷらと刺身がついています。
鯛の身をごはんにのせ、温かい出汁をかけてお茶漬けをいただきました。
これが美味しくないわけがないですね。
福禅寺の眺めは最高
鞆の浦の名所と言えば空也上人が建てた福禅寺です。空也上人は日本中を旅して理想の場所を鞆の浦に見つけられたようです。
少し小高い場所に建つこのお寺から見た瀬戸内海の眺めはとても素晴らしく、江戸時代に対潮楼(たいちょうろう)という客殿が作られました。
その対潮楼からの眺めです。入館料は200円でした。
対潮楼は、朝鮮通信使三役の迎賓館として使われてきました。当時、「日東第一形勝」(日本で一番の眺め)と賞賛された眺めです。
下の写真は建物の柱と柱の間から見た風景です。
台風10号の影響もあって、風が部屋の中をずっと吹き抜けとても快適でした。すると、この風景をずっと見ていたい気持ちになってしまいました。
サザエさん一家も、旅行でここへやってきていたみたいですね。(#^.^#)
目の前の奥に見えるのが仙酔島(せんすいじま)ですが、この島と往来する船が鞆の浦の港から出ています。
ノスタルジーを感じる鞆の浦の街並み
福禅寺を離れ、街を散歩しました。
下の写真のようなノスタルジックな町並みが今でも維持されていて、とても興味深い景色が続きます。
保命酒が至る所で売られていました。これは養命酒みたいなものですね、きっと。
冷たい甘酒を試飲(ノンアルコール)しました。美味しかった。
ここでミッチーが保命酒を親に配送していました。
酒蔵を出て、町を歩きます。肉屋さんの看板?
鞆の浦は魚も美味しいし、良いところですね。いつかまた訪れてみたいと思いました。
ひと通り観光を終えたので、ここよりキャンプ場に戻ることにしました。
それでは、今回はこのへんで。
続きは次回の記事「経ヶ丸オートキャンプ場 ミッション「薪に火をつけろ!」」をどうぞ。