前回の記事「サーカスTCに設置したウッドストーブサイドヴューMの火入れ式」の続きです。
岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯にある平湯キャンプ場でのファミリーキャンプ 2019年11月3日(日)2日目の朝です。
本日は家族で上高地をハイキングする計画です。
昨年の9月に平湯キャンプ場でソロキャンプをしたとき、上高地をハイキングをしたのですよ。
その時と同じ道のりを今回は家族3人で歩こうと思っています。
家族で歩くのは、とても久しぶりですね。
目次
ソロ用テントを使ったファミリーキャンプ
昨日はキャンプ場に到着して、直ぐに暗くなってしまったためテントの様子が紹介出来ませんでしたが、一つの区画にところ狭しとテントを3つ張っています。
真ん中のサーカスTCはリビング、右のパンダTCは中学生のあっくんの個室、左のムーンライト5は僕とミッチーの部屋となっています。食事はサーカスTCでとり、眠くなったら部屋に入るというスタイル。自宅の部屋と同じような使い方をしています。
この3つのテントはすべて、僕がこれまでにソロキャンプで使ってきたテントです。同時に張るのは初めてだったので、この光景を見るのを今回は少し楽しみにしていたのです。
どのテントも設営が楽だと言われているテントです。これは僕のテント選びの基本のようですね。
意外だったのは4~5人用のムーンライト5が1~2人用のパンダTCより小さく見えたこと。実際にはパンダTCはハーフインナーなので寝る空間ははるかに小さいのですけど。
平湯キャンプ場の寒い朝
標高1300mにある平湯キャンプ場の朝は、11月はじめといっても真冬の様に寒いです。
午前7時の気温は5℃でした。
朝は手軽にスパゲティを作って食べました。
食べている間に、麺がどんどん冷めていきます。(#^.^#)
秋の上高地を歩く
平湯キャンプ場から下り坂をずっと徒歩で下り平湯バスターミナルまで約10分。バス停から上高地バスターミナルまでは約30分の行程。
上高地バスターミナルでバスから降りると、すぐに梓川(あずさがわ)と穂高の山の風景が目の前に広がります。
朝は森にマイナスイオンが充満していて気持ちいい。
「これぞ、森林浴ですなー。」
河童橋へ到着
河童橋とうっすら雪化粧をした穂高連峰が見えてきましたよ。
運よく青空も広がっていました。この景色はいつ見ても絵になりますね。
この雪では、もう登山は出来ないのかな?
河童橋の上から見た梓川は、水がとても透き通って綺麗でした。
そして、見ているだけで冷たそうなのが伝わってきます。
ハイキング途中の休憩場所
明神池までは梓川の右岸を歩きました。
途中、小川で魚を見つけましたよ。
わが家もそうですが、こういう水のあるところで休憩されている方が多いのは、きっとそこが気持ちいいからなのでしょうね。
遊歩道をひたすら歩き続けます。
明神池から徳澤までは試練のハイキングコース
明神池から上流へのルートは明神橋を渡って、梓川の左岸だけになります。
ここから徳沢を目指しますよ。
僕は一人だけ登山靴を履いて歩いていたのですが、靴擦れが起きてペースダウン。
元気溌剌な二人がどんどん先へと行ってしまい、ついに見えなくなりました。
午後になると青空が消え、寒空に変わりました。
一歩あるくたびに足が痛く、すでに満身創痍になっています。
それでも山の雄大な景色に癒されますね。
この景色は、やはりここまで歩いてこないと見れませんから。
徳澤園で昼食
やっと徳澤キャンプ場が見えてきました。
山用のテントは小さくて個性的ですね。
13:00に徳澤へ到着!
徳澤園の「みちくさ食堂」で少し遅い昼食です。
こんな山の中なのに、とてもおしゃれな食堂ですね。
山菜うどんをいただきました。
椅子に腰かけてしまうと、もう二度と体が動きそうにありません。
帰り道にサルの群れと遭遇
それでも帰り道はボロボロの足を動かして歩き続けました。
これは、ある意味修行ですね。
徳澤からの帰り道に、サルの群れと遭遇しましたよ。
少しドキドキでしたね。
「すんごーい近さ!」
このあと上高地バスターミナルまで無事戻り、帰りのバスに乗りました。
それでは今回はこのへんで。
この続きは次回「サーカスTCと薪ストーブの夜は更けて」の記事をどうぞ。