粕川オートキャンプ場 薪ストーブの煙と格闘した夜のこと

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先週に続き、2019年11月23日(土)、24日(日)の1泊二日で、岐阜県揖斐郡揖斐川町の粕川オートキャンプ場にソロキャンプに行ってきました。

今年33泊目のキャンプとなります。

土曜日のキャンプ場への到着時刻は15:00少し過ぎ。

天気が良いせいか、先週と変わらず本日も粕川オートキャンプ場は混雑していました。きっと人はこのまま減らず冬キャンプへと突入していく気がします。

そのくらいのキャンプ人気を、この無料キャンプ場に来れば感じられずにはいられません。

今回のソロキャンプで使うテントは、テンマクデザインのサーカスTCです。

サーカスTCも良いテントなのですが、ソロキャンプで使うのはおそらく1年ぶりくらいになると思います。

現在はサーカスTC DXという新バージョンも展開されていますが、まだまだこのサーカスTCはコストパフォーマンスに優れるせいか、テンマクのカタログでは現役選手です。

粕川オートキャンプ場の車から遠いフリーサイト

超満員のキャンプ場なので仕方ないのですが、やっと見つけたテント設営場所は車からか遠いところ。

えっちらおっちら、荷物を少しずつテントまで運びました。

これは結構、おっさんソロキャンパーにとって良い運動です。(#^.^#)

一通りセッティングしていると時刻は17:00を回り、日が落ちてきました。

目の前は草むらで、その向こうに粕川というロケーション。設営には苦労しましたが、混雑したキャンプ場でも目障りなものは無くて、気持ちの良いサイトになりました。

サーカスに薪ストーブをインストールする

本日、サーカスTCを持って来た理由は何かといえば、もちろんこの薪ストーブにあります。

サーカスTCは二重になっているファスナーから煙突を外に出せるので、薪ストーブを使うのにとても都合の良いテントなのです。

今年の10/22に発売されたばかりのテンマクデザイン ウッドストーブ サイドヴューMを購入してから、今回は2度目の使用となります。

薪ストーブへ点火

日が暮れると冷たい風が吹き始め、急に寒くなってきました。

幕をすべて閉じ、幕内へ引きこもります。

そして100均の着火剤でさっそく薪ストーブに点火。

着火の時は燃えやすいヒノキを使っています。

少し薪を細かく割ってやると、良く燃えますね。

しばらく、空気調整窓を開けたまま、燃焼が安定するのを待ちます。

ここまでは取説通り。

しばらくすると一番下の煙突が赤くなってきました。

そろそろ、ダンパーを少しずつ絞っていくことにします。

強風の吹くキャンプ場

薪ストーブを置いている奥のテントの幕が、テント内側に膨れているのが分かるでしょうか。

実はずっと強い風がキャンプ場に吹いていて、テントの幕がその風を全て受け止めています。

ただ強風といっても、粕川オートキャンプ場の場合は夜になると良く吹いている風なので珍しくは無いのですけど。

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薪ストーブと格闘した夜のこと

突然、薪ストーブに逆流が起きて煙突の排気がテント内部へ戻ってくるではありませんか。

炎も一瞬のうちに消えてしまいます。

原因がこの強風によるものだとは直感的にわかるけど、初めてのことなのでどう対処したらいいか全く見当がつきません。

再び、ストーブ内部の火を復活させますが・・・。

すぐにまたストーブの逆流現象がおき、炎が消えて幕内に煙が充満してしまいます。

そんなことを、何度繰り返したことでしょうか。

ダンパを絞ったり、テント内が負圧になっているせいかとスカートを地面に固定するためにペグダウン数を増やしたり、いろいろ試してみましたが全く効果がなく。

これはもうお手上げです。

煙に巻かれて目も痛くなってきたし、このままでは明日の朝までに燻製になってしまいそう。(;^ω^)

仕方なくテントを開けて充満した煙を換気し、薪ストーブのダンパを全閉にして消火することにしました。

これで本日の薪ストーブは終了。

薪ストーブって、なかなか手ごわいアイテムですね。

今回のキャンプで経験した薪ストーブの逆流現象については、こちらの記事で詳しく書いています。

今夜は完敗しました

薪ストーブを消火したら、念のために持ってきたユニフレームのUH-Cに点火し暖をとります。

使い慣れたキャンプ道具が、時には助けてくれることもあります。

もう一つ、SOTOのST-260にも点灯。

ガスランタンではありますが、幕内を少しは暖めてくれることでしょう。

ST-260は小さいランタンですが、マイクロレギュレーター方式なのでドロップダウンを起こさないのがいいところ。

この日はとうとう食事をせず、コットに横になって先ほどの薪ストーブの逆流対策を考えているうちに、すっかり寝ていました。

それでは、今回はこのへんで。

この続きは次回の記事「粕川オートキャンプ場 肉まんを食べたら帰ろう」をどうぞ。

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