新型ジムニーでソロキャンプ 素人カーナビ取付け編

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今回は新型ジムニーに素人がカーナビを取り付けたお話しです。

僕がこれまで乗ってきた車のカーナビは、ディーラーや専門業者さんに取り付けを依頼して取り付けていたのです。つまり自分でナビを取り付けたことなんて全くなかったのです。

今回、新型ジムニーに乗り換えた時に、「なんか、カーナビを自分で取り付けれそうだ。」と勘違いしてしまったのは、きっとそれがジムニーだったからなのだと思うのです。

なんとなく、ジムニーなら多少の失敗なら許されるというか、少し自分でいじりたくなってしまう車なのですよね。

実際にジムニーの場合はYoutubeやみんカラなどで内装の取り外し方やカーナビの取り付け方法がたくさん紹介されていて、これら先人者達の記事や動画が参考にもなりましたし、なにより自分でもやれるぞ!と勇気づけられもしたのです。

さてさて、超初心者の僕がカーナビの取り付け方法を紹介するは恐れ多いのですが、同じようにジムニーのカーナビを取り付けにチャレンジしようとされる方のために、気づいたこと、苦労したことをここにまとめておきたいと思います。

カーナビの取り付けで初心者が悩むこととは?

僕の取り付けたカーナビはケンウッドのMDV-M906HDWという2019年発売の7インチワイドの機種です。

最初にナビのサイズの話をしておきます。新型ジムニーの場合はナビを取り付ける部分のパネルサイズ(車についている枠の部分ですね)が通常の7インチではなく7インチワイドサイズ用に作られているので、カーナビを購入する際は7インチワイドの機種を選んだ方が簡単ですし、隙間を埋める余計なパーツを購入するお金もかかりません。

さてカーナビを購入すると「取扱説明書」だけではなく、「取付説明書」というものが同梱されています。この冊子が取り付けでは大事なのです。

これがカーナビを取り付ける際の参考書になるわけなのですが、素人の僕の場合は、この取付説明書を読んだだけでは半分くらいしか取り付け方が理解できませんでした。

理解できない理由は主に2つあり、一つ目はこの取付説明書があくまで取り付けるカーナビ目線の説明書であって、取り付けられる車側の目線がほぼ無いことです。車側の配線方法は実はメーカーごと、あるいは車種ごとに違うのですが、そんなことはカーナビを取り付ける寸前まで知りませんでした。

2つめは配線をする際に電気工作の知識が少しだけ必要だったことです。「ギボシ端子」って知っていますか?これはカーナビの配線の接続用に使われる端子で、オスとメスをつなぐだけで簡単に接続できるものです。ただ、今回はカーナビを取り付ける際に実際に配線にギボシ端子を何回か圧着しましたが、分かればそんなに難しいものではありません。

「ハーネス」って何だそりゃ?から始まった

さて、カーナビを取り付けるにはハーネスというものが必要となります。実は僕の場合、カーナビを取り付ける作業中にこのハーネスを揃えないとダメだということに初めて気が付きました。(;^ω^)

カーナビを取り付けるには、車の電源やスピーカー線、ラジオのアンテナ線をつなぐだけではなく、パーキングブレーキ信号、車速のパルス信号、リバース(バック)信号も必要になってきます。

これらの配線をまとめているものがハーネスです。

ジムニーJB64WにケンウッドのMDV-M906HDWを取り付ける際に、僕がアマゾンで購入しものは以下の通り。この記事の最後にリンクを貼っておきますので参考にしてください。

  1. ENDY(エンディー) カーコンポ接続コネクター ステアリングリモコン対応 スズキ車用 EJC-082S
    こちらは下の写真のモノです。オーディオハーネスとも呼ばれています。僕のジムニーのグレードはXCでハンドルにリモコンがついているため、このステアリングリモコン対応のタイプを選びました。
    ステアリングリモコン対応タイプではないハーネスも売られていて、これでも取り付けは可能なのですが、その場合は④の配線をつなぐ際に車側の配線に直接中継コネクターを取り付ける作業が必要になります。
    もし失敗すると車側の配線がダメージを受けてしまうので、初心者の僕は作業に不安がありましたのでステアリングリモコン対応を選択しました。作業に慣れていない方にはこちらを購入するのがオススメです。

  2. 【Amazon.co.jp 限定】エーモン AODEA(オーディア) 車速配線カプラー トヨタ・ダイハツ・スズキ車用 (5P) (2085)
    トヨタ車と共通になっています。バック信号だけスズキ車とトヨタ車で使用する配線が異なります。
  3. 【Amazon.co.jp限定】エーモン AODEA(オーディア) アンテナ変換コード ホンダ車用 (2065)
    ホンダ車用と書かれているのでオヤッ?と心配になるかもしれませんが、これを使うことになります。
    アンテナ線以外に青いアンテナコントロール端子がついていますが、これも必ず配線してください。配線しないとAMが入りません。
  4. ケンウッド(KENWOOD) 彩速ナビ ETC/ステアリングリモコン対応ケーブル KNA-300EX
    これはカーナビ側のマニュアルで、ステアリングリモコンに対応する際に推奨されているケーブルです。配線の際は中継コネクターを使う前提となっていますが、僕は接続の必要のある配線の先端へギボシ端子を取り付けて接続しました。
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ジムニーのハーネスが完成

こんな感じでハーネスが完成。ここまで出来れば車とカーナビの間に、このハーネスを取り付けるだけです。

ちなみに車側から出ているパーキング信号線は使用せず、ナビ側のパーキング信号配線の先端にクワガタ端子をとりつけてアースに落としました。こうすることで、車を停めなくてもカーナビの操作ができるようになります。(あくまでも運転中に操作しても良いのは助手席に乗っている人のみになりますので、この点は十分ご注意ください。)

車側のカバーをバラすのが最初の難関

下の写真ではカーナビがすでにセットされていますが、これ何度もカーナビ取り付け作業を行っていたためです。僕の場合、作業の途中で購入していないハーネスがあることに気づいたりしたので、問題なく動作することを確認をするまで、1カ月くらいかかってしまいました。

さて、カーナビの配線作業ですが、安全のためまずバッテリーの(-)端子を外してから行いましょう。

僕がカーナビを取り付ける作業をする時に、一番初めに緊張したのは内装を外す瞬間でした。

下の写真は最初にナビ下のパーツを外したところ。

力を入れて引っ張ると、「パキッ」という音とともに外れます。音には少し驚きましたが、これ以降の内装の取り外し作業は平気でした。

作ったハーネスで車とナビを接続する

下の写真はハーネス取り付け中です。

接続が全て終わったら、配線をまとめてナビの奥側に押し込み作業完了です。

外していたバッテリーの端子を再び接続して、セルスタートで正しくナビが立ち上がるか確認しましょう。

カーナビの取り付けには今回説明したハーネス接続作業以外に、テレビアンテナやGPSなどの取り付け作業もあります。これらも時間がかかりましたが、作業自体はカーナビの取付説明書通りなので一日目に終わりました。

それでは、今回のお話はこのへんで。

ジムニーを楽しみましょう!

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