こんにちは、ochanです。
前回の記事「屋久島&九州ふたりキャンプ旅2023第五話 首折れサバとトビウオ料理」の続きです。
屋久島での目標だった縄文杉トレッキングは完遂したのですが、最後に屋久島の観光をしようと考えています。
リピーターの多い屋久島ですので観光名所も多いのですが、僕たちは自然の美しい所を特に見たいと思っていました。
というわけで、そんなおすすめを知っている人はもりときランタンの管理人しかいませんね。
今回は屋久島マスターであるもりときランタンの管理人さんに聞いた、屋久島のおすすめポイントをめぐるお話です。
それでは早速行ってみましょう。
目次
もりときランタンの朝
2023年10月25日(水) 屋久島のキャンプ場 もりときランタンの朝です。
この日で今年ちょうど44泊目のキャンプとなります。
今日もお天気は晴れ。
雨の多いはずの屋久島ですが、こちらにきてからずっと晴れの日が続いています。
とてもラッキーです。
コールマンのダブルパンクッカーで朝食のソーセージを焼き焼き。
このクッカーは使い易いですね。
最後にマキネッタでモカを淹れました。
もりときランタンは落ち着きますなぁ。
今朝もまだ足が筋肉痛なのですが、ぼちぼちいきたいと思います。
口永良部島を眺める丘
今回は屋久島の西側の道路、西部林道に行ってこようと思っています。
キャンプ場を出発して反時計回りに島の海岸線の道路を走り観光していきます。
はじめに夕日の丘展望所に到着。
亀の石がお出迎えしてくれました。
海が綺麗ですね。
ここからちょうど屋久島の隣にある口永良部島(くちのえらぶじま)が見えます。
海にエラブウミヘビがいる島です。
この島は2015年に火山が噴火したばかり。
当時は島の住人全員が島外へ避難したといいます。
屋久島とはフェリーでつながっているので、いつかわたってみたい島です。
ハイビスカスの花。
屋久島ではあちこちでハイビスカスが見られます。
ハイビスカスの花を見ると南国の感じがしますね。
ウミガメの産卵する浜
永田浜に到着。
ここはウミガメが産卵のために上陸してくる浜です。
以前屋久島に一人で来た時、ぼくはここで夜中に島で友達になった人と2人でウミガメの産卵を見るためにここへやってきたことがあります。
真っ暗でおそるおそる歩いていましたが、その時はいろいろあって運よくウミガメの産卵に立ち会うことができました。
ウミガメの産卵を見たのは今思えばとても貴重な体験でした。
やはりTVなどで見るのと、本物見るのとでは感じ方が違いますから。
今はウミガメツアーがあるようなので、そのようなツアーに参加した方が産卵に出会える確率が高いと思います。
ほんときれいな海ですね。
西部林道へ
西部林道に入りました。
屋久島の西側の海岸線沿いには人が住んでおらず、車一台しか通れないような道幅の狭い林道が20㎞ばかり続いています。
屋久島が世界自然遺産に登録されたのは、この西部林道あたりの生態系が大きな要因となっていたとのこと。
ヤクシカ現る
道脇にヤクシカがいました。
大きな角を持っているのでオスですね。
ヤクシカは二ホンジカの亜種で、とても小型の鹿です。
北海道の鹿と比べたら、ヤクシカはまるで小鹿ですね。
屋久島にはクマのようなヤクシカの天敵になる動物はいないので、小型でも大丈夫なのかもしれませんね。
こちらは雌。
西部林道を走るとシカをたくさんみることができます。
道に現れたヤクシカ。
大型犬くらいのサイズ感。
警戒心はそれほど高くないようです。
ヤクシカは可愛いですね。
西部林道は通行止め
西部林道は途中で通行止めになっていました。
どうやら台風6号で橋が消失したようです。
というわけで、ここで折り返します。
ヤクシマザルが通せんぼ
西部林道ではヤクシカの他にヤクシマサルともよく出会います。
時にはヤクシマサルの群れが道をふさいで通せんぼしてしまうことも。
こうなると、車のクラクションを鳴らしてもどけてくれません。
サルにとっては楽園ですね。
屋久島には人と同じ数だけシカとサルがいるといわれることがありますが、この西部林道を通っていると「それもそうだな。」と思うようになってきますね。
横河渓谷へ
通行止めのところから車を時計回りに走らせ西部林道を抜けたあと、ウミガメの永田浜から道を内陸側へと上っていき横河渓谷(よっこけいこく)に。
駐車場から10分くらい歩くと大きな花崗岩がゴロゴロしている河原が広がっていました。
横河渓谷からの帰り道、また永田浜まで道をおりてくると青い海がとても綺麗でした。
八筈嶽神社を訪ねる
続いて一湊・矢筈岬にある矢筈嶽神社(やはずだけじんじゃ)に立ち寄りました。
ここは岬へと向かう山道を車で上ってきたところ。
駐車場と神社への入口のところが開けている場所が突如現れます。
この鳥居をくぐって、本殿はずっと下の方にあるらしいです。
まだ筋肉痛の脚を踏ん張りながら、坂道をずっと降りていきました。
予想を反して駐車場からの道は長く続いており、海とほぼ同じくらいのレベルまで降りると矢筈嶽神社がやっとあらわれました。
さらに拝殿は洞窟のようなところの奥に続きます。
ここが拝殿です。
かすかに光が届いています。
この矢筈嶽神社は漁業の神様を祭っているようです。
静かでとても神聖な雰囲気を感じました。
お参りをした後、神社を後にしました。
まだまだ続きますが、長くなってきたので今回の話はここまで。
この続きは次回「屋久島&九州ふたりキャンプ旅2023第七話 聖地巡礼」の記事をどうぞ。