江戸時代の人に学ぶご飯の食べ方
前回の記事「粕川オートキャンプ場 雪の上でのキャンプ」の続きです。
1月21日(土)の夜です。
火力最大でコッヘルが沸騰したら、コンロのツマミを廻し弱火にします。それから待つこと14分、コッヘルをコンロから降ろして蒸らします。
いつもと同じ工程をたどり・・・、今日はごはんが上手く炊けました。
だいたい冬のキャンプで炊飯に失敗するのは、火力がいつもより落ちてしまった時です。
ガスコンロならドロップダウンが大敵なのですが、イワタニのフーボー君は最後まで火力を維持してくれました。
この日、炊いたご飯は2.5合。いつもは2合なのですが。
パパーマンは、いつもお米をナルゲンボトルの0.5Lサイズに一杯に入れてキャンプに持ってきます。これを気持ちよくコッヘルにジャーーーと全部入れるとちょうど2.5合です。
もちろん一部を残して朝ごはんでも食べる予定なのですが、やはりちょっと多すぎると感じる方が多いかもしれませんね。
これには訳があるのです。先日、江戸時代の庶民の食生活を知る機会がありました。江戸時代の人はなんと一日に5合も食べていたそうです。
昔の人は、なんという大食だったでしょうか。なのでパパーマンも2.5合くらい炊いてみようかと思ったのですよ。というのが、その言い訳なのですが。(笑)
まぁ、御飯は美味しいから仕方ありませんね。ただし、おかずは1菜一汁が基本だったようですが・・・。(汗)
その江戸時代のご飯の食べ方でもう一つ発見がありました。当時、お米を炊くのは1日1回だけだったそうですが、そのお米は朝に炊いていたそうです。
朝はホクホクのごはん、昼は冷や飯を食べて、そして夕食はお茶漬けにして食べていたそうです。
パパーマンは夕飯で残ったご飯を、いつも次の日の朝にお茶漬けにして食べているのですが、これは江戸時代の人も同じだった様です。
キャンプで冷たいご飯を食べる時、お茶漬けは便利な食べ方だと思いますが、これは江戸時代の人の知恵だったのですね。
キャンプで肉じゃがを作ろう
今夜のおかずは肉じゃがです。まずはユニフレームの山フライパン深型で豚肉を炒めます。それからこの後、ジャガイモ、ニンジン、タマネギも炒めました。
次に山フライパンお水を入れて沸騰したら、すき焼きのタレを加えてジャガイモが柔らかくなるまで煮込んでいきます。
さて、煮込むのには時間がかかりますから、この間にパパーマンは一旦テントの方へ行きます。そのテントの中で待ち構えているのはコールマンのデュラレスト エアーベッド。
今夜もこの強いエアーベッドと一戦交えなきゃいけません。手動のポンプでエアーベット膨らませるのですが、この運動が厳しくてすぐにぜーぜーと直ぐに肩で息をすることになります。
こんなところでもし血管が切れたら誰も助けてくれないと思うので、時々休憩をはさんでは呼吸を整えポンプを押したり引いたりすることを繰り返し、クラッと来た頃にやっとベットが完成しました。
あぁ、やはり電動エアポンプを買おうか・・・。
野菜もいい色になって、やっと肉じゃがが完成しました。
フーフーして食べると、うまかったです。
いつもより静かな夜。10時を過ぎると風も少し出てきました。お腹もいっぱいだし、そろそろテントに潜るとします。
ベットの上で横になり、スマホで明日の天気を確認しました。やはり昼から雨か雪みたいですね。
今回はこのへんで。
続きは次回「粕川オートキャンプ場 雪解けの朝」の記事をどうぞ。
おやすみなさい。