中型ハリケーンランタン デイツ(DIETZ)20の使い方を紹介します

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最近、キャンプ場でほかの方のサイトを見ているとハリケーンランタンを使っている方が増えてきている気がします。やはりキャンプサイトにハリケーンランタンが一つあるだけで、夜はサイト全体の雰囲気がグッとおしゃれになるし、物自体は比較的く手に入るのに道具としての所有感がありますから使う方が増えるのも頷けます。

そこで今回は、僕が使っているハリケーンランタンの一つ、デイツ20(DIETZ20)の使い方をご紹介します。

このデイツ20はデイツ社のハリケーンランタンシリーズの中では最も売れ筋のデイツ78より一回り大きい、中型サイズのランタンになります。

ガラスホヤの形状が丸っこいデイツ78やドイツ製のフェアハンドランタンに比べ、デイツ20のホヤは縦に長くて、このホヤの形状がデイツ20の見た目を印象的にさせているように思います。

またデイツ20は5分芯なので、4分芯のデイツ78やフェアハンドランタンとくらべて芯が太い分だけ炎も大きくて明るいランタンです。

そんな特徴をもつデイツ20を、これからじっくりと見ていきましょう。

上の写真は左がデイツ78、中央がデイツ20、右がフェアハンドランタン276です。

デイツのハリケーンランタンって?

ハリケーンランタンはその名前の通りハリケーンのような強い風の吹く中でも、明かりが消えることのないオイルランタンのことです。

デイツはアメリカのハリケーンランタンメーカーで創業が1840年と、とても長い歴史のあるブランドになります。ただし現在は製造拠点がアメリカから香港に移っています。

ハリケーンランタンといえばドイツ製のFEUERHAND(フュアーハンド)社製ランタンと、このDIETZ(デイツ)が2大メーカーですね。デイツ製のハリケーンランタンは種類も多く、それだけにユーザーも多いです。

上の写真の矢印のランタンがデイツ20です。

次にデイツ20についてみていきましょう。

デイツ20の開封

デイツ20を梱包されていた箱から取り出した状態です。一応ランタンは割れ物ですし、塗装にも傷がつかないよう梱包は念入りにされています。

デイツ20の開封後の状態です。ピカピカですね。

アマゾンで”canalship 銀の船”さんから購入したのですが、替え芯がついていました。

このデイツ20は基本的に黒色で塗られています。

唯一金色に塗られているパーツが、芯の長さを調整する丸いツマミ部分です。

金色が輝いて、とてもカッコいいですね。

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ハリケーンランタンは使用前に芯のかたちを整えるべし

 

下の写真は買ったばかりのデイツ20の芯の状態です。

このように先端がフラットになっていますが、このまま点火すると炎がうまくできずススが出たりします。

そこで、ハサミでこのようにカットしてやります。

あまり先端をとがらせすぎても炎が細くなってススが出たりするので、このあたりは経験で覚えるのが一番早いです。

ハリケーンランタンに点火する

ハリケーンランタンの燃料として、主に次の2種類が使われています。

  • 灯油
    ハリケーンランタンの燃料としては灯油を使っている方が多いと思います。灯油だけに価格が安いのがメリットです。ただしハリケーンランタンの燃料タンクはフタを閉めていても傾けるとこぼれる可能性があるため、特に車の中でこぼしてしまうと車中が臭くてたまりません。デメリットとしてはこぼすと灯油独特のにおいが残ることと、燃焼状態が悪いとススが出てしまうことです。
  • パラフィンオイル
    パラフィンオイルを使えば、灯油を使った時のデメリットであった灯油臭さとスス発生の問題が無くなります。その代わりパラフィンオイルは価格が高いのがデメリットです。

僕の場合はハリケーンランタンを使い始めた頃にはパラフィンオイルを使っていましたが、現在は灯油を使っています。車で搬送しているときはハリケーンランタンのタンク内は空っぽにしておき、キャンプ場に着いてから灯油を注入することで、搬送中の灯油漏れが起きない様にしています。

またススの発生については、芯の形状を点火前に整えることである程度防げます。

デイツ20に点火

点火したあとはホヤを下ろし、芯の長さを調整することで、炎の大きさを調整すればOKです。

まとめ

以上、デイツ20の主な使い方を紹介してきました。

ハリケーンランタンはガスランタンやガソリンランタン、最新のLEDランタンなどに比べてはるかに暗いランタンですが、とても雰囲気の良い灯りを作ってくれます。

デイツのランタンは種類が多いのですが、その中でデイツ20は売れ筋のデイツ78に比べて、少しだけ大きくて明るいランタン。長いホヤの形に特徴があって、この形が気に入れば最高のオイルランタンになると思います。

風にユラユラと揺れる炎は見ているだけで癒されるので、キャンプの時は一つだけでも灯しておきたいのがハリケーンランタンですね。

それでは、今回はこのへんで。

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