2020年3月28日(土)から29日(日)の一泊二日で岐阜県揖斐郡揖斐川町の粕川オートキャンプ場にソロキャンプに行ってきました。
今回で今年12泊目のキャンプとなります。
粕川オートキャンプ場は粕川の土手が桜並木になっているので、年に一度のお花見シーズンになるとキャンパーさんだけではなく、地元のお花見を楽しむ方々がたくさん集まって毎年賑やかになります。
僕も3月に入ってから粕川の桜の花の蕾が大きくなっていく様子をキャンプに来るたびに観察して、開花の日を楽しみにしていました。
虫達も消え草も枯れたあとの冬のキャンプ場の風景から、桜の花が咲くキャンプ場へと刻一刻と季節がドラマチックに変わっていくこの瞬間こそ、一年を通してキャンプを楽しむ僕のようなキャンパーにとって一番感動的な場面だと思うのです。
いやもう、そういうわけなので桜が満開になったと聞いて、この日はとても焦りましたよ。(笑)
本日の粕川オートキャンプ場
土曜日は15:30頃にキャンプ場に到着しました。
僕が到着する少し前まで雨が降っていたせいか、桜が咲いていたにもかかわらずテントの数は思ったより少なく、運よく小さな桜の木の前にテントを張ることが出来ました。
今回は、この桜を見ながらソロキャンプをたっぷり楽しめそうです。
桜を見るつもりがまた雨降りに
夕刻になり、いつもの手順通りフェアハンドランタンに灯油を補充し点火しました。
このランタンは毎回キャンプで使っているのですが、屋外に出していることもあってだいぶ錆びてしまいました。
ただ亜鉛メッキなので錆びても、それなりに味があると感じてしまうのは僕だけでしょうか。
現行のランタンですが、まるでビンテージランタンのような劣化具合です。もちろんビンテージではありませんけど。
オイルランタンをテント前に吊り下げてゆっくりお花見をするつもりでしたが、雨がまた降り始めてしまいました。
こりゃ駄目だ。
前室を閉じてテントの中で暖まる
雨はすぐに本降りになり、テントのアウターがパラパラと音をたてはじめました。
当面の間やみそうな感じではないので、花見はあきらめテントの前室のファスナーを完全に閉じることにします。
今日は焚き火の用意をしてきたのですが、この雨では出来そうにありませんね。
日が暮れて寒くなったので、ミスターヒートを点火しました。
ミスターヒートは小さなストーブですが、ソロではちょうど良いサイズ。
ツマミをひねるだけで着火し、火力調節も可能でドロップダウン知らず。とても使いやすいガスストーブです。
僕がこのストーブを買ったのは、たしか夏頃だったと思います、アマゾンで価格がガクンと下がった瞬間にポチリました。今となっては信じられない価格でした。(笑)
ソロキャンプの食卓
エスビットのポケットストーブに25gの固形燃料を置いて点火。
それにしても固形燃料をアマゾンで50個まとめて買ったので、毎回この燃料を使って炊飯をしているものの、いつになったら全て使い切るのか。
今回からライターはユニフレームのスティックターボⅡを使っています。
メスティンによる自動炊飯は、これまでのキャンプでほぼ問題なく出来るレベルになったのですが、今回は蒸らし工程でタオルで保温することと、メスティンの上下を逆さまにすることをやめたらどうなるか試してみようと思っています。
違いが感じられなければ、手間が一つ減らせるというわけです。
とにかく実験ですね。
炊飯しながら、ガスバーナーを使って同時におかずの方も作っていきます。
固形燃料を使う様になってから火器が2台体制になったので、夕食を作る時間が短縮されたのはありがたいですね。
それだけに、ちょっと忙しくなりましたが。
今夜はシチュー
今夜作っているのはシチューです。
具はジャガイモと玉ねぎと鳥のもも肉。
少しコッヘルの底で焦げが出来たらしく、シチューの中に焦げが出来てしまいました。
見た目は良くないのですが、味は問題ないです。
メスティンによる自動炊飯はどうなった
メスティンによる自動炊飯の終わりに、タオルによる保温とメスティンを逆さまにする手順を今回は行わず、ポケットストーブの上でそのままメスティンを蒸らしてみました。
下の写真が完成したところ。
問題の味ですが、今回はちょっとご飯が固めに感じました。
やはり蒸らし工程ではタオルによる保温とメスティンを逆さまにする工程を入れた方がいいというのが今回の実験の結論です。
夕食後も雨は降り止まないようなので、明日晴れることを祈って、もう今日は早く寝てしまうことにしました。
それでは、今回はこのへんで。
この続きは次回の記事「粕川オートキャンプ場 雨の降る朝にモーニングを」をどうぞ。
おやすみなさい。