粕川オートキャンプ場(2015.3.27)その2

B!
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キャンプの朝に早起きする密かな楽しみ

見上げると、さっきまで暗かったテントの生地が急に白々と明るくなってくるのを感じました。

「もうそろそろ、いい頃だろうか。」

もう随分前から、起きるタイミングを待っていました。

それっと思い切って寝袋を跳ねのけ、起きあがります。少し寒いけど、清清しい空気を感じます。テントから外に出ると、見慣れた景色が朝焼けで染まっています。まだ誰も人影がないので、このキャンプ場で一番早起きかもしれないと思いました。

それは渓流釣りだったが

3月28日(土)の朝

さて、ここからが勝負。

家にあった渓流釣りの竿を荷物から取り出し、昨日釣具屋さんで買ってきた仕掛けを結びつけます。川で釣りをするのは十数年ぶりのこと。いつも、この川で魚が釣れるのかと考えていたのです。用意した餌はミミズ。

実は、ここで釣りをしている人は何人か見かけていましたが、釣り上げている場面は見たことがないので何が釣れるのかは知りません。

ただ、ミミズは万能エサという思い込みだけでどんな魚でも食いつくものと思っていました。目の前の堰に糸を垂らすと、濁流の中をくぐってウキが水にもぐり姿を消し、少し離れた下流で浮き上がります。

そのまま放っておくと、岸辺に沿ってウキが上流に戻り、再び濁流に飲み込まれていき同じルートをずっと辿っているようでした。

あっくんがゲームをやっているとき、「パターンに入った」とつぶやくのはこういう時なのでしょうか。ウキを眺めながら待つこと15分。

・・・・・生体反応無し。( ;∀;)

腕が悪いのか、エサが悪いのか?釣れる感じが全くしないので、早々と引きあげることにしました。余ったエサは自宅の庭にある1坪畑にばら撒くとしましょう。ミミズがいる畑が良い畑だと、黒板五郎さんが昔言っていたので。(^^♪

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朝食はステーキともやしに目玉焼き

気を取り直して、朝食の時間。

昨晩は結局食べずに寝てしまったので、メニューは昨日食べるはずだったステーキともやしです。ごはんには、おこげがたくさん出来てしまった。

食べたりなかったので、さらに目玉焼きを追加しました。

桜の木

トイレに向かう途中で、花が咲き始めている桜の木を見つけました。

そこには岐阜県民なら誰もが知っている、根尾谷の薄墨桜の表示。あの雄大な桜の木の分身でしょうか。川原の桜の開花より、こちらは少し早く咲き始めているようでした。

道の駅 星のふる里ふじはしへ

今日は3連休の中日なので、少し足を伸ばして周辺を探索をしてみようと車で出発しました。

揖斐川沿いの道を上流に向かうと道の駅「星のふる里ふじはし」があります。今日はとても気持ちの良い天気になったので、オートバイのライダーもここにたくさん集まっていました。

駅内にある「いび川温泉 藤橋の湯」に早速向かいます。温泉の入り口にある足湯は無料でした。

温泉施設の中のレストランで昼食にボリューム満点の味噌カツ定食をいただくことにしました。

レストランを出るとき、温泉の割引券をもらいました。

これは渡りに船だ。たいへん有難い。

このあと温泉で露天風呂に入ったら流石に昼なので僕以外に1人しかおらず、人が居ないことをいいことに露天風呂の湯船の淵がヒノキになっていたので、その上でずっとごろ寝をして涼んでいました。

一年で一番気持ちの良い日は今日だと思いました。

徳山ダムへ

道の駅を出てさらに北上し、徳山ダムに向かいました。道がダムに近づくと道端に残雪を見かける様になってきました。また道端を横切るニホンザルの姿も良く見ることができした。

徳山ダムは日本最大のダム。ロックフィルという構造で、その名の通り見ると岩を積み上げた様な姿をしています。

徳山ダム(とくやまダム)は岐阜県揖斐郡揖斐川町、一級河川・木曽川水系揖斐川最上流部に建設された独立行政法人水資源機構が管理するロックフィルダムである。日本最大級のダムであり、総貯水容量6億6,000万m3は日本一を誇る。水害常襲地帯である揖斐川の治水および東海3県の水がめとして建設された。ダム建設に伴い徳山村全村が水没し、その後はダムの必要性について全国的な論争が起きるなど話題も多いダムである。ダムによって形成された人造湖は、旧徳山村村民からの意見により旧村名から徳山湖(とくやまこ)と命名された。

こちらはダムの上流側を見た景色です。

こちらは下流側を見下ろしたところ。大きなピラミッドの頂上に居るようです。

一日の終わりは焚火

日も傾いてきたので、キャンプ場に戻ることにしました。キャンプ場は、テントの数が朝の3倍くらいになっていました。

天気がいいので、みんなキャンプに出かけてきた様ですね。

一日の終わりは、やはりこれ。

今日も、強い風が吹いています。人手が多いせいもあって、キャンプ場の川辺に炎がいたる所から上がっている様子が確認できます。

誰の焚き火が一番か、まるでコンテストを行っている様でした。(#^.^#)

さて、明日の天気はどうだろう?

おやすみなさい。

「気になる隣のソロキャンプ」の発売!!

東京書店さんから出版されるソロキャンプ本に、なんと!当ブログの管理人 ochanも参加させていただきました。

ソロキャンプのこだわりや、ノウハウなどを書いています。

私以外にも、InstagramやYoutubeなどでお馴染みのソロキャンパーさんが登場します。ソロキャンプ好きな方にきっとお楽しみいただける内容になっていますので、気になる方は是非お手に取ってみてくださいませ!!

書名『気になる隣のソロキャンプ』
発行 東京書店(東京書店株式会社 (tokyoshoten.net)
発売 2021年4月14日予定
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